担当戸数が増えすぎた管理は、静かに回らなくなる
賃貸管理では、1人の担当者が抱える戸数が増えるほど、1件あたりにかけられる時間が減っていきます。
仮に500戸・1,000戸と膨らめば、現実問題として業務は回らなくなり、オーナー様・入居者様への対応は少しずつ遅くなっていきます。
これは担当者の能力や熱意の問題ではなく、物理的に手が回らなくなるという構造の問題です。
対応が後回しになる
1人が多数の案件を抱えると、緊急度の低いトラブルから後回しになります。
「対応が遅い」という状態が、悪気なく常態化していきます。
物件の現況を把握できない
担当戸数が多すぎると、担当者自身がそれぞれの物件の状況を正確に把握できなくなります。
即答できず、確認のたびに時間がかかります。
提案が止まり、属人化する
日々の処理に追われ、オーナー様への改善提案や資産のご相談に手が回りません。
業務が担当者個人に依存し、不在時のバックアップも機能しなくなります。
業界では、1人で数百戸を抱えることも珍しくない
賃貸管理業界の「担当者1人あたりの管理戸数」には、大きなばらつきがあります。
サービス品質を保つ目安として「1人およそ300戸」と語られることが多い一方、実際には1人あたり数百戸規模を担当している会社も少なくありません。
NOCOSは、その水準よりもあえて低い 1人150戸を基準(上限200戸)に置いています。
NOCOSが「150戸」を基準にする、2つの理由
NOCOSが他社より低い戸数を上限に置いているのは、戸数を追わないためではなく、品質を保てる範囲を明確に決めているからです。
理由は大きく2つあります。
管理品質の維持
管理戸数が仮に500戸・1,000戸となれば、現実問題として業務は回りません。
オーナー様や入居者様への対応がどんどん遅くなっていきます。
だからこそNOCOSは、品質を保てる戸数にあらかじめ上限を引いています。
管理手法の違い
電話だけで済ませる業界平均に近い昔ながらの管理方法であれば、500戸・1,000戸を管理できる可能性もあります。
しかしNOCOSは、すべての対応をドキュメンテーション(記録)に残す管理体制をとっています。
この手法では、150戸という数字が適正だと考えています。
150戸に1名 ── お預かりした物件への、約束です
NOCOSは150戸に対して担当者1名を配置することをベースに、採用活動を継続しています。
戸数を先に増やしてから人を探すのではなく、品質を保てる人員体制を保ちながら、お引き受けする戸数を決めています。
これは、新規オーナー様をお迎えするにあたっての基準であると同時に、私たちを信じて物件を託してくださった既存オーナー様へのコミットメントでもあります。
サービスの品質を保つために、NOCOSが守り続けている重要なルールです。
すべてのお問い合わせを、お引き受けしているわけではありません
戸数を追うために、誰の物件でもお引き受けする——そういう管理会社ではありません。
NOCOSは面談と社内審査を経て、「この方の物件を、責任を持って管理したい」と心から思えたときに、はじめて切り替え枠を確保します。
新規お問い合わせのうち、実際にお引き受けする割合
※ プライベートバンカー・証券会社からのご紹介を除く、新規お問い合わせベースの実績値です。
面談
物件のこと、これまでの運用、これからのお考えをじっくり伺います。
数字だけでは見えないご事情まで理解することから始めます。
社内審査
担当者ひとり150戸の品質基準を守れるか、責任を持って向き合えるか。
社内で審査し、お引き受けの可否を判断します。
お引き受け
「この方の物件を、責任を持って管理したい」と確信できたとき、はじめて切り替え枠を確保します。
私たちがお渡しするのは、料金でもシステムでもなく、丁寧に育ててきた「人財」です。
担当者ひとりが責任を持って向き合える戸数には、限りがあります。
だからこそ、この大切な人財を、私たちの理念を評価してくださるオーナー様にこそお届けしたい。
受託数の上限も、面談も、審査も、そのための仕組みです。お問い合わせをすべてお引き受けせず、受託をお断りすることもある——賃貸管理ではめずらしいこの姿勢こそが、お引き受けしたあとの品質を守っています。
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